過払い金返還請求
サラ金の利息は高いため、長年借り入れと返済 を繰り返している場合は、払いすぎになっていることがあります。
その場合は、払いすぎた分を取り返す請求をすることができます。利息制限法に定められている法定金利で計算し直すことにより、当初業者から請求を受けていた金額よりも減りますが、債務が無くなり逆に払いすぎている場合も往々にしてあります。
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債務整理 よくある質問
- 長期間にわたり、高い金利の支払いを続けてきたのですが、支払った金額の一部を取り戻すことができるというのは本当ですか?
- 利息制限法で決められた利率による利息を超えて利息を支払ってきた場合、その超える部分(超過利息)については、「過払い金」として取り戻すことができます(不当利得返還請求)。 貸金業法に基づく「みなし弁済」が認められない場合、金融業者が受け取った超過利息は、法律上、元本の返済にあてられたものと考えることになっています。つまり、契約で定められた利率(約定利率)による利息として支払った金額のうち、制限超過部分にあたる金額が元本の返済にあてられ、その分だけ元本が減少していくことになります。 このように、取引の当初から支払った金額を、利息制限法で決められた利率による利息と元本とに振り分けて計算し直すことを、利息制限法による引直し計算といいます。計算の結果、法律上は元本及び利息制限法で決められた利率による利息の全額の返済がすでに終わっていたにもかかわらず、それを知らないまま支払いを続けていた場合、余計に支払った金額は、金融業者の「不当利得」とされ、借主はその返還を求めることができます。
- 完済してから5年くらい経ちますが、それでも請求できるのですか。
- できます。過払い金返還請求権の消滅時効は10年です。但し、消滅時効の起算点に関しては事案によって異なりますので、完済している場合は速やかに請求した方が良いでしょう。
過払い返還請求のポイント
POINT-01取引の年数
一回も完済せずに「借りては返して」を繰り返していたというようなケースは過払いになる可能性があります。目安としては、消費者金融と6~7年くらい以上取引があるときなどです。ただ、近年では法定金利を超えない金額で契約している業者が多いため、まずはご相談ください。
POINT-02借金の残高
いま残っている借金の残高が少なければ少ないほど過払いになりやすいといえます。
POINT-03金利の高低
大前提として、業者がとっている利息が、利息制限法の上限利率(年利15~20%)を超えていることが必要となります。